anehako’s diary

ノート代わりの下手な駄文を書き連ねています。書き替えも頻りで、

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

酔言 34

酔言 34 誰もが等しくとは、すべからく年齢差という垣根にも当てはめるべきであって、この儒教世界に生まれ育った者にとっては、至るところその無意識の悪癖にむしばまれている、と思われる。職場やグループ内の、あるいは知人の歳下の経験のない者に対して…

酔言 33

酔言 33 一つの疑問がどうしても湧いてくるのです。個人の内的感覚に結びついていない思想なるもの、己れの感覚の担保のない思想は、たんなる精神の空転なる運動にしかすぎないのではないか、概念の組み合わせや論理的な整合性を追うだけでは必ず他者に乗り…

亡き人

酔言 32 これは以前、今はもう新聞なんぞ読まないが、購読していた朝日の投稿欄で直に読んだことがあった。読んだあとに不覚にも涙して、しばらくの間、この方の悲しい想いとその切なさが、知り合いでもない遠く隔てる私の心をもやのようにとらえては離れず…