anehako’s diary

ノート代わりの下手な駄文を書き連ねています。書き替えも頻りで、

妃(ミンビ)暗殺』事件

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情報源としての大新聞をほとんど読まなくなったこともあり、この『閔妃(ミンビ)暗殺』事件に、重要な一次資料が出ていたことも知らなかった。以前からこの暗殺事件のこと、あるいは背景をある程度は知っていたが、改めて、言葉にはとても言い表せないないほどの残虐性、大日本帝国の犯罪性を感じる。歴史の事実はいくら隠しても、年月が経つほど逆に明らかになっていくものだ。忘却に委ねて済ますわけにはいかないものが、世の中には常にある。

 はたして今のこの日本、語られるほどの戦前と戦後の断絶はあるのだろうか、私にはけしてそうは思えないのだ。この日本社会の欠陥が、信じられないことだが、この一事実を政府も社会も隠蔽し続けてきたこと、積極的に事件解明を試みてこなかったこと、ひいては戦争責任を担うことに消極だった事実に如実に現れているのではないか。

 一人の日本人として、こうした我々加害者側の過去の事実を知るたびに、暗澹たる思いに胸が苦しくなる。知らないこと自体が犯罪であると、誰かの言葉が心に突き刺さるのだ。そしてその鋭い言葉は、この私個人にも、日本社会全体にも当てはまることであると思う。